芸人兼IT企業役員として活躍している厚切りジェイソン氏の著書「ジェイソン流お金の増やし方」をご紹介します。
本書では、「少しでも今よりお金を増やしたい」「豊かな生活を送りたいけど、どうしたら良いか分からない」と思っている人に向けて、厚切りジェイソン氏が、15年に渡る自らの投資経験を元に資産が増える方法を丁寧にわかりやすく説明しています。
私は40代のサラリーマンですが、恥ずかしながら投資には全くの初心者です。
そんな投資初心者の私でも分かりやすい内容で一気に読むことができました。
この記事では本の紹介と、実際に投資初心者の私が行動に移した内容をお伝えします。
どんな本?
この本では「ジェイソン流お金を増やし方」が紹介されています。
まとめると下記の通りとなります。
・とことん節約して支出を減らす
・3ヶ月暮らせる現金は残して、生活費を除いた収入は全て投資に回す
・インデックスファンドに「長期・分散・積立」投資する
・投資先は米国株がおすすめ
・今日から投資を始める
・投資を始めたら途中でやめない
・税金を回避する制度を利用する
・暗号資産には絶対に手を出さない
上記のルールを守り、できるだけ長い時間、リスクを減らしてお金をコツコツ入金することを説明しています。
そして一番大切なのは「実際に行動に移す」ことです。
厚切りジェイソン氏は、一人でも多くの友人や仕事仲間が幸せになれるならと思って、全ての手の内を明かしてきましたが、残念ながらいくら伝えても実際に行動に移したのは本当に一握りだった様です。
この本を読んで実践した事
私は「ジェイソン流お金の増やし方」を読む前に、両@リベ大学長の「お金の大学」を読んでいたので、ある程度、支出の見直しを進めていました。
そして、見直した支出はつみたてNISAの購入に充てていました。
ただ、見直した支出はつみたてNISAの上限額33,333円/月を上回っていた為、残りの見直した金額をどうするか決めかねていました。
この本で厚切りジェイソン氏は「米国ETF」を購入して運用していると説明がありました。
その理由は「とにかく手数料が安いから」。
しかし、海外ETFをやるのは初心者にはハードルが高いと注意書きがありました。
米国ETFの詳しい説明は省きますが、メリット・デメリットについて下記の通り理解しました。
メリット:手数料が安い デメリット:海外ETFを購入する際、日本円から米国ドルに両替する
手間はかかるがリスクとしては少ないと判断し、SBI証券にて米国ETFを購入する事にしました。
SBI証券を選んだ理由は、下記2点です。
- 他社に比べて為替手数料が安い
- 手続きがある程度、自動化できる
また、2022年6月から「米ドル定期自動入金サービス」が開始しました。このサービスを利用することで、両替から米ドルでのETF購入の一連のプロセスが自動化する事できる様になりました。
全くの投資初心者が内容を理解し、自身のリスク許容度と照らし合わせて米国ETFを購入することができる様になったのは正にこの本のおかげです。
まとめ
投資に絶対はありません。
ただし、自分自身が納得して行動し、リスクを測りながら長い時間をかけてコツコツと投資することで、再現性高く経済的な自立へと近づけることはできると思います。
この本ではその考えを丁寧に教えてくれています。
この記事が、行動するための判断材料として参考になれば幸いです。
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