YouTubeの「本要約チャンネル」を運営するたけみ、りょう氏による『「読む」だけで終わりにしない読書術』を紹介します。
どんな本?
「読む」⇨「実践する」のサイクルを回すためのノウハウが詰まった一冊です。
再生回数1億回超えのYouTubeチャンネル「本要約チャンネル」を運営するたけみ、りょう氏の二人が実践している読書術とその読書術を通して得た最強の生活習慣が紹介されています。
「読む」だけで終わりにしない7つの読書術は下記の通りです。
1万冊を読んだからこそ、本書の「読書術」の裏付けとして様々な書籍が引用されています。
この読書術のゴール地点が7.「レコーディング読書」です。
そのために、1「目的型読書」で本を読む目的を明確にして最適な本を選書します。
その本を効率的に読み、実践しやすい状態を作るのが2〜6の読書術になります。
そして「レコーディング読書」を通して
・自分たちに合っている
・これをやれば生活の質が高まり、パフォーマンスが上がり、人生が変わる
として両氏が実践している最強の生活習慣が本書で紹介されています。
大学医学部出身である著者ならではの感じはしましたが、彼らが現時点で行き着いた一つの結論は「自分自身のコンディション」の整え方でした。
これらの7つの読書術を活用し、自分だけの最強習慣を見つけ、日常を少しづつ変えていくーー。
それがこの本で最も伝えたい事です。
この記事ではまず、目的に合った本を見つけるための「目的型読書」について紹介します。
自分にとって最高の一冊を見つける「目的型読書」
趣味としての読書であれば好きな読み方でOKですが、人生を変えるため、実践のための読書となると話は変わってきます。
本を読む目的を明確化する
ここでいう「目的」とは基本的には「本を読むことで、どんな課題を解決したいのか」「どのような効果を得たいのか」と言ったことを指します。
もちろん本を手に取る際にはある程度の「目的」があるからだと思いますが、その状態では「話題の本」とか「書店おすすめ」として何となく購入してしまうとなんかピンとこない、あまり役に立たないと言ったことになる可能性が高いのです。
その失敗を回避するためには「本を読む目的」をさらに具体的に掘り下げることが大切であると著者は言っています。
そこで役に立つのが本の要約サイトです。
「その本が自分が読むべき本かどうか」を判断するうえで、本の内容を誰かが噛み砕いて説明してくれている記事や動画は参考になります。
また、要約サイトを活用することで自分一人でゼロから探したり考えたりする労力がなくなります。
誰の中にも、自分で気づいていない潜在的な願望や目標、興味、趣味嗜好、可能性が眠っています。
本要約サイトなどの記事や動画を見ることで、そうした潜在的な欲求、本を読む目的を具体化・明確化する気づきを得る事ができるかもしれません。
買うべき本、読むべき本を絞り込む
本を読む目的が具体化・明確化したら目的に合致しそうな本を絞り込んでいきます。
この方法であればある程度内容を知り、全体像のマップを頭の中に持ちながら、自分にとって興味がある箇所を抜粋して読むことができます。
自分で実践したいと思えるか、考え方が自分に合っているかなど能動的な選書が「自分にとって最高の一冊」を見つける確率を高める方法です。
まとめ
本を買う前の準備を十分に行う時間と、本を書くお金、そして本を読む時間だけで自分の進むべき道をクリアにし、行動をスタートする事ができます。
私自身もある程度の目的や興味だけでAmazonのおすすめを簡単にポチっていました。その結果、読まずに溜め込んだ本が山の様にあります…
この本を読んでからは目的をより具体化・明確化し本を絞り込むことを実践しています。
そして、自分自身のアウトプットとしてブログの記事で紹介することを続けています。
これは次回紹介する「レコーディング読書」につながります。是非興味があればご覧ください。
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